kazu、ikuko
小根子岳より指呼の間の根子岳と四阿山を望む。ここから滑走する。
きょうは山スキー行きたいkazuさんと根子岳目指して歩いた。登りの辛い私はもう山スキーは諦めていたが、板を担いでくれるというのでスノーシューで登ることにしたが、複雑な境地。なので下りもシューにしたかったが、時間がかかる、と却下された。それにもかかわらず私の歩きは遅々としているので、リーダーは呆れたのか、手前の小根子岳を終点とした。後から老若女男に何人にも追い越されたが、その中にハーネスにガチャ類をつけている人たちがいた。大明神沢を滑走するのかも・・と想像した。雪が切れているかもしれないからだ。
晴れて遠くまで見渡せる日には、白い北アルプスや頸城山塊が連綿と座っているのがみごとだが、きょうは黄砂の影響と思われる霞が大気を覆っていた。
到着した小根子岳には猫耳をかたどった石の形が微笑ましかった。以前滑走した北肩への稜線を辿って見ることもできた。風が強かったが、少し下がれば快適で、誰もいないここでのランチは心地よかった。
そして滑走の際はこの頃の春めいた陽気のおかげか、雪質が柔らかくて最高だった。4年前の同時期は展望は良かったが、その時のカリカリとは比べるまでもなかった。私はザラメ雪が好きだが、今回の滑らかな柔肌のような雪にはうっとりとして、かみしめるようにして滑り込んだものだ。まるで自分がうまくなったような気分。それもあっという間の有頂天に終わる。
思えば山スキーの初めが無謀にも谷川岳の芝倉沢だった。ゲレンデスキーだって数えるほどしか行っていないのに、当時は今のプラブーツとは比べ物にならない皮の山靴を履いて、ビンディングはジルブレッタのワイヤー式、板は160㎝くらいで幅広。よく転んで、山岳会の仲間に助けられながらも25歳だからこそ行かれたのか。もう45年も前だ。翌年には根子岳に行っている。リフトは使わず、菅平から牧場経由の3時間で根子岳に立っているのだから、若いって素晴らしい。今は、昔の装備に比べれば大きく進化してすべてが軽くなっているそうだ。羨ましい限り。根子岳スキーは数えてみたら今回で10回目だった。これが潮時となるのか・・。
奥ダボススキー場・第一トリプルリフトトップ9:20-小根子岳11:50~12:25-リフトトップ12:50-奥ダボスP.13:00(ルートはスキー場が運営する「スノーキャット」が運行しているため圧雪されています。以前のヘリポート跡、標高2170mまで。)
下山後、長野の山仲間宅に寄れば歓待を受けてとても楽しく、ゆったりとしたひとときを過ごすことができた。その日の夜の東北地震に驚きつつ、翌日も話が尽きなかった。こんな仲間のいることの喜びを改めて想う。
沢風に誘われて~ホーム
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