ikuko kazu

双子ブナと呼ばれる古木。三国山稜に在ると教えてもらった。苔むした巨木に、いにしえの時を思う。
きょうは晴れの予報が想定外の一日中曇りで、ブナ林の色合いや大気の色さえくぐもって見えた。それでも稜線のブナはやはり私の気持ちを明るくさせてくれた。
畦ヶ丸から帰宅後、私でも歩ける場所のブナ探索をしたいけど・・とボーと考えていたところ、タイミングよくブナ情報を教えてくれた知り合いがいた。長年の山行をされていて経験豊富な方で、今回ブナの愛好家だと知った
私の南会津(奥会津)のブナブログを見てくれての問い合わせだった。私はブナに関しても見ていても見えていなかったと思わされた。そうだ!落ち込んでばかりはいられない。前に進んでみようと思った。ブログをやっていてよかったと思ったものだ。
三国山稜は5月に歩いた時、稜線のブナ林が美しかったのでそのうち行きたいと思っていた。その方に触発されて調べ、天狗ブナの存在もわかり双子ブナと合わせてそれらの探索を楽しみに出かけたのだった。
そして、大丈夫だよ、とそこでじっと佇み世の中を見据えてきたかのような大きな古木に背中を押されたような気がした。ありがとう。
山中湖村公園墓地P.(籠坂峠)8:00-立山(たちやま)8:50-展望地9:00-双子ブナ9:15-畑尾山9:40-アザミ平9:50-大洞山10:25-楢木山11:05~45-アザミ平12:40-天狗ブナ13:15~25-駐車場13:45

歩き始めはしっとりとした大気の中、枯れ葉の埋まる窪状の道はしだいに深くなり歩きづらくなったので途中から尾根に上がる

朝露をのせて魅了する~立山付近にて~展望地に足を延ばすが何も見えず

マユミの果実がモノトーンの世界にひとりピンクの色合いを見せる


双子ブナを探しに歩く

そして、出会う







大洞山あたり

地衣類の模様

楢木山までの稜線はブナロード



楢木山にてラーメンランチを楽しみ、温まって踵を返す~マユミがお見送り



果皮が落花



アザミ平から立山を望む

一般道を下り、天狗ブナを探す~標高に注意していれば右手斜面に見える大木~ロープで囲ってある~まずは南側から

ぐるりと回ってみる

「天狗ブナ」の名前はもしかして「天狗さん」と呼ばれた、丹沢をこよなく愛し「丹沢夜話」を著したハンス・シュトルテさんにあやかってのことかも・・


記念撮影して戻りましょう

2つとして同じものはない


マユミの出番多し・・


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この記事へのコメント
野田 典子
たくさんの映像ありがとうございました
ikuko
ブナは一年中その雰囲気を楽しませてくれますね。
ぼちぼち、よれよれとこれからも歩けたらと願っているところです。
ardbeg
ヨモギ尾根に大ブナを探しに行きました
AYさんが丹沢一じゃないかと仰るので多分そうかな
なかなか立派なブナでした
ikuko
ヨモギ尾根の大ブナに会いに行ったのですね。
それも面白いルートどりで。
私もAYさんに教えてもらって5年前と3年前に行きましたよ♪
初めは圧倒されて座り込んでしまいました。
ブナからは何かを引き寄せるオーラのようなものを感じます。
ardbegさんAYさんたちと衝撃的な!出会いは2017年3月ですから時の流れは早いものです。覚えていてくださりとても嬉しかったです。
私はもう山歩きはほとんでできなくなりトホホですが、みなさんの記録を楽しみにしています。